ナシーム・タレブ氏が書いていましたが、
ジョージ・ソロスは手のひら返しの達人らしい。
マスコミが注目する会見で某通貨は「買い」と話して
翌日に某通貨が急落して。
「ソロスさん、とんでもないことになりましたね
どのくらいの損失になりましたか?」
と聞かれ、ソロスは
「いやいや、後で気が変わりましてね売りました、相当の利益がでています」
これがソロスの凄さと書いていました。
マスコミに注目の中でこれを実行するには度胸がいりますね。
緻密な理論展開からの「買い」を気まぐれのように転換する。
相場では自分が間違えたと思ったら決済が正しい。
ゼロの真理状態から反対売買でも、再度同じポジションを
取ることが出来なければならない。
手数料の損害は小さな経費でしょう。
先物売買では、これが日常でないといけないと思います。
ブレイクしたので買ったが、想定のように動かない!
一旦売ってから、新規に考え直すのが正しい。
考えを貫くのは潔いが、相場では勝てない。