チャート分析に聖杯は、ありません。
ただし勝つためのコツは「確実にあります」1回目
まずは、チャート分析の2つのタイプからおさえましょう。
① トレンド系・・・移動平均に代表される相場のベクトルからの【順張り法】です。
② オシレータ―系・・・相場の体温感で騰落レシオやRSIに代表される【逆張り】地点を探る指標です
チャート分析で勝つ10の鉄則(重要)
- シンプルな分析ツールを使う。
- 広く知られていて、多くの人が使っているものを1つは使う。
- ツールは3つ以内に絞る
- 聖杯でなく確率勝負、65%以上確率で勝てば充分と理解する
- 3連敗4連敗で諦めない
- 勝因でなく敗因を掴むことが60%勝率を70%勝率に近づくと心得る(反省ですね)
- 頭と尻尾はくれてやる!(この腹8分目は非常に大事)
- 不利になったらと時間軸を変えて「まだ大丈夫と期待」は禁止
- テクニカルには確率は50%以下なのに当たると大幅、とその逆があるので勝率だけでない。(オッズ)
- 過去のデータに当てはめ(バッチテスト)有効であると決めない。
特に個性的なものは昨年成功したものは翌年負ける確率が大きい。
今1回目は初心者は外せない移動平均にアプローチ。
移動平均は1本ならトレンドサーチ、短期と長期の2本ならクロスを待つアプローチ。
3本もあるが煩雑で判断に悩むので止めた方が賢明。(週足、月足なら3本もOK)
・自分が使用する移動平均線を探る
日足の場合に頻度が多いのが25日線(1本)、2本なら25日線と5日線との併用が多い。
大きく動いたときは200日線との併用も。
25日がベストの保証はない。私の想像では昔、土曜半ドンで場が開いていた習性で1月が約25営業日ある
から25日線となったと思う。同様に13週線も3ヶ月で相場の格言(小回り三カ月)からだと思う。
一般的25日と90日でダウの日足チャートを作って見てみよう。これは長期なので大勢判断になります。
オリジナルのための「お試し」で25日から22日(一月営業日)と
9日(1日だけの大変動あった場合のを緩くさせる目的)
短期が9日と5日より長いと出動が遅れるが騙しが減る。
2018年は、大きな下落なので上のチャートに200日線も入れると4月前後の安値が割り込み「大反発」か「暴落の始まり」
を判断できます。(あの時点の3本の線での判断なら下だが、200日線が上向きでしたので確率は落ちる)
この移動平均だけの判断なら200日線上でロングストラングルか両建てカレンダーが妥当になる。
次に日経225先物の5分足・・ザラバ中の売買にはもっとも重要になります。
5本足は時間でなくローソクの本数で数えます。
比較検討のため本数に差があるのとないもので。
21本と7本で見てみます…騙しだらけが目に付きますね
鋭い反応を見るために21本と短く5本だと
この様に2本の移動平均だけでもきりなく作れますが、抑えるポイントは反応の速さ(逆に騙しが増える)
短期売買でも60分以内とか120分でも使用する移動平均を変えることができます。
移動平均だけで先物の兆短期売買なら日足で本日の方向を決め(上下)
5分足で「売りなら売り」「買いなら買い」だけをすることです。両方狙っていると勝てません(ドテン売買)
サラバでのオプションでは、仕掛けタイミングを計るため(指値を決めるために)5分足を使います。
色々な方が色々な本数で試していますが、初めに書いたように「聖杯」はありません。
そして騙しや負けを減らすためにオシレーター系を使用します。
つまり2つの分析ツール。
大雑把に移動平均は相場のボラティリティで長短を使い分けるのが正しいともいます。現在のように動きが
激しいと気には、短いものでないと後れを取ります。
オシレータ―系については次回ですが「予告」で1点日経225先物日足から
移動平均(25日と5日)、ボリアバン±2とRSIの3つ使用例です、全て勝率を高める手段です。
予定
2回はオシレータ―系
3回目はトレンド系
4回目はオシレータ―系
5回目はトレンド系と順に書いていく予定です。
細かい使い方を書くと本になってしまう文量ですので解らない方は随時ネットで調べてください。
少しづつ書きこんでいきますが、ここでは考えかたに特化します。
参考
「2回の予告」で1点だけ日経225先物日足から
移動平均(25日と5日)、ボリバン±2とRSIの3つ使用例です、全て勝率を高める手段です。