株式売買で稼ぐ方法はあるか。
稼ぎの本命オプション売買(1)
普通の株式売買と比較してオプションは、垣根が高いかもしれない。オプションは一種の保険と考えるとわかりやすい。理論を書くと長いので知らない人は本を読むなり、ネットで探せば基礎はすぐ解ります。もっとも大事な単語は「ボラティリティー」です。煎じ詰めればオプションはボラティリティーの売買といっても過言ではない。
株や日経先物は売りと買いがあります。オプションのユニークなところはプットの売りと買い、そしてコールの売りと買いの4種があることです。相場が上昇するとコールの買いとプットの売りが儲かります。下落するとコールの売りとプットの買いが利益を上げます。
●オプションの買い(ほとんど負けます)
オプションの醍醐味は先ごろの暴落時(2008年10月〜)にプットオプションを買っていたら100倍はザラに取れるチャンスがあった。そんなことは10年に一度くらいある。10月11月に暴落ないし大きな下落が多いのはヘッジファンドの関係といわれている。顧客は年末に解約するとすれば1ファンドに1ヶ月前に申告しなければならない。解約が多くなるとファンドは解約金のため株を売ります。(解約が多いのは株が下がっているからで、それに拍車をかける。今回の暴落はその典型です。日本株でおよそ6兆円の解約売りがあったとのこと)
100倍はともかく20倍くらいならチョコチョコあります(暴落時は1日で数倍もあります)。しかしこの戦略を単純にやっていたら95%負けます。競馬の万馬券のようなものですからね。戦略的にプットの買いをするなら毎年9月の第3週に月曜日に行使価格の一番安いオプションを買って、さらに10月に同様の買い。年に2回だけプットを買う5年で10回分です。運がよければ5年あれば50%くらいの確率で20倍が取れると思います。
もう一つは、騰落レシオだけにたよるオプション買い。騰落レシオの異常値のときだけオプションを買う方法です。コールは70以下のように。今回の暴落時は通用しませんけど(54.4まで10月10日にいきました。10年に一度の例外)株でも同じですが100%勝つことは無理です。オプションの買いで利益を出すのには、1勝5敗で充分な心構え、マネープランでなければならい。
●オプションの売り(ビジネスなら、これが本命です)
オプションは保険に似ていると書きましたが、オプションの買い手は、保険に入る人で「マサカ」のときに掛け金の何十倍もの配当が受け取れる。一方オプションの売り手は、保険会社で保険の受け手になります。保険に入る人と受ける保険会社では、理屈として保険会社が儲かるでしょう。確率的に12ヶ月の内10勝2敗くらいでしょうか?ただしその負けはヘッジがないと10勝分を吹き飛ばすことがあります。
ですから昔は保証金が高く一般人にはやりにくかったのです。証券会社も簡単には口座を作らせなかった。記憶では必要保証金が野村證券で1億円とか5000万円とかでなかったな。信用取引でも2000万円の保証金を要求していた会社ですからね。まあ貧乏人は相手にしていなかった。当時はCBが多くでていて確実に儲かるときがあり負けている顧客にそのCBを売って利益を上げさせていたようだ。そのCBの割り当ては最大手の野村證券が多かったのは当然です。
保険は何人に1人の確立で事故に遭うかを、計算して保険料が決まります。オプションはSQまでにどのくらいの株価の変動があるかを計算して価格が付きます。そのオプション価格決定に功績があったブラック・ショールズの計算式で2人にノーベル賞が与えられました。計算はパソコン(エクセル)があれば公式通りに入力すれば簡単に出せます。(ただし使用に際しては全く役に立ちません)
オプションの売りは、ほとんど毎月勝てます。その代わり今回のような何年か一度の大暴落が来ると、一発で破産します。場が開いていて損切りが出来るならともかく、翌朝になったら寄付きのオプション価格が5倍になることもあります。(NYの暴落を受けたりした場合)100円が500円になれば1枚で40万円の負けです。決済まで負けではありませんが追証がきます)大暴落のあとの翌日は一旦戻すケースが多いが、続落したら追証ですから難しいところ。オプションの売りは余裕を持ってマネジメントする必要があります。勿論ヘッジ法はあります。オプションの売りは損金が無限大ですが、ヘッジすれば限定されます。(価格の低い、または高いオプションを保険として買えばイン・ザ・マネーになっても最大限行使価格の差に限定されます)
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