騰がらないに賭けるコールショート
騰がるに賭けるコールロング
下落するに賭けるプットバック
下がらないに賭けるプットショート
騰がらないに賭けるコールショート
騰がるに賭けるコールロング
下落するに賭けるプットバック
下がらないに賭けるプットショート
先物だと騰がる・下がる「的中」させないと利益にならないが
オプションなら大雑把に4つある。
そしてそれぞれに戦略がある。
リスクの大きさ、証拠金の「高い安い」を選択できる。
一般的には、リスクの高いものはハイリスクハイリターンで証拠金も高い。
中にはカレンダーのように証拠金の安いものもある。
コール同士、プット同士のスプレッドでは買いと売りを同時に行い
片方が損失・片方が利益になり鞘を取りますが、カレンダーは売りも買いも利益になる事
が少なくありません。
コールカレンダーでATMからさほど近くないと緩やかな上昇の時は
ショート利益、ロング利益も多い。そこそこのインしない程度の上昇ならダブル利益になる。
プットカレンダーも同様です。
どれほどの証拠金かと云えばプット20000円で86000円弱
インしない予想なら1月プット20000円ロングを195000円が半値以下で買えて
12月限のショート消滅の90000円も利益になります。
ですから「下落に賭ける」ならインしない位置でカレンダーを組むのが「お得」と云えるでしょう。
大暴落でも問題ありません(大きくインすると話は別)
負けはもちろん上昇ですが、単純なロングよりショートの分だけ損失が減ります。
今週はトランプ甘言に上昇して2日目の戻りをだしたが、日経225先物は大幅な円高に見舞われダウほど戻りを出せなかった。
FRBメンバーの景気慎重論が出たためだ。
慎重論は金利上昇に歯止めをかけ10年債金利が下落した。
トランプ甘言と金利下落の合わせでの上昇ですからどちらが効いたのかは
債券為替を見る限り金利下落のようだ。
ダウと日経225先物のチャートを眺めれば今週は持ち合いか下落予想が妥当だろう。
となれば
「騰がらないに賭けるコールショート」
「下がらないに賭けるプットショート」
で騰がらない80%下がらないに20%程度の配分
ショート系の両建てでコールショートの半分くらいのプットショートで上昇ヘッジでいいだろう。幸いボラはまだ高く22000円に乗せて安定すれば大きくボラ剥げになりそうでコールショートのリスクは減る。
5%会のショート戦略コースは乱高下の相場に休憩していたが月曜日から復活です。ショート戦略は80%以上で勝利しますが、負けるときがおおきい。ですからプットショートは慎重な上にも慎重で。
ファーの1月プットロングでミドルのプットショートコールをヘッジする戦略もいい。
12月SQは5週ですから長い! 今週から始まったと思えばいいくらいです。
余程のことがない限りボラ下落をともなう上昇ならコールショート系は負けない。安全にいくならクレジットでなくレシオです。
12月22750円のコールショートを取る目的でヘッジを考える。
こんな感じで行けると思います。