米中貿易摩擦で波乱の内に8月が終わりました。
日本 20800円 ダウ 26400ドル
レンジ上限の抵抗線を引けで超えることが出来なかった。
9月1日の関税延期が決まってなく、協議期待で上昇してきたからだろう。
トップ会談のときと同じで9月協議のためにトランプが折れた(関税で折れた)
と読んでの上昇だろう。
協議自体に意味はなく合意があると誰も思っていない。
大統領選まで合意なしは中国政府から中国に詳しい評論家も意見は一致。
しかし相場としてはボラティリティがあると儲けのネタになります。
トランプ政権は露骨なインサイダーを行っているので情報がメディアに流れるころは
逆の売買の方が儲かる時が多い。100%でないのは残念ですが。
30日のダウも同様でトランプ氏が「中国協議に順調で上手く話しが進んでいる」ツイート
これは売り場。神通力がなくなって来たのか200ドルの下落。
オオカミ少年が板につき甘いツイートから下落までのスピードが早くなっている。
オプションの特性でSQまで2習間となるとセータの割合がオプション価格に対して
大きくなり「毎日確実にセータ割合〉は増えます。
金曜日引けのコール21250円 @48 この時点でセータは4.9円 で約10%です。
そして9月1日からも100%の確率でセータの割合は増えます。
セータ金額でなく「割合」 もし100円になれば11%としてセータは11円に増えます。
そしてSQに近くなればなるほどセータ割合は増え急速に0円に向かいます。
ATMから離れるほど日経225先物の動きに対する反応が鈍くなる。
とすればオプションのロングはATMに近く、ショートはATMから離れるだけで同じギリシャ文字でも有利になります。
スプレッドで値動きを狙うロング系ならバックでなくデビット、
時間価値の減少を狙うショート系ならレシオが有利になります。
オプションの基本です。
合図は大体SQ前2週間前~10日前くらいです。
同様にカレンダーやカバプ・カバコも仕掛けの時期も同じで以前や以降より
確率では有利です。
この特性は知っている方が得。
応用版では。
プットでATMそばでデビットを組み、1000円くらい離れたところで
多くの枚数のレシオを組むと利益は薄くなるがリスクが少ない。
中途半端な下落ならデビットで勝ち、インしないレシオでも勝ちます。
オプションは読んですぐに理解できない。体感しないと難しい。
理由は科学的に証明されているのですが
簡単に云うと日経225先物の動きとギリシャ文字が対数的に動くからです。
これは人間脳にとって苦手だようです。
セータでも10円のオプションのセータが2円とすれば5日で0円と計算したくなる
のが人の脳ですが、現実的には10日あっても0にならない。
1日目 9円 2日目 8.1円 3日目 7.29円・・・
これですら10%としているからで、10%事態も日ごとに率が変わるので
さらに複雑で直感的に捉えられない。
一番やさしいセータでも上記ですから
二乗計算が混じるガンマはもっと人の直観ではむずかしい。
オプションは架空売買でなく絶対に実戦で学ぶべきです。
あとは、自我自賛になりますが5%会で組まれたスプレッドを、きちんと追いかけて
勉強していくことでしょう。
「あの日経225先物の動きで、こんな風になるのか」
「上昇したからコールショートは絶対に負けると思ったが勝ってる」
これはSQ付近で多くなるしボラの関係でも増える。
5%会は常時ご入会を受け付けています。
ご希望者は下のフォームから。