利下げで株価上昇は確実ではない。

一般論として利下げは株価上昇と考えられているが

本当だろうか?

間違いなく
株の配当利回り比較からは金利低下は上昇要因です。

銀行金利と比較しても仕方ないが
配当利回り>債券,社債金利
差が大きくなれば株を持つインセンティブになるのは間違いない。

だが株には景気に対する先行指標です。
・異様に債券金利が低い・・・景気悪化を見込んでいるからだ。
・中銀の利下げ理由・・・・景気悪化を予想しているからだ。

これも間違いないことだ。

過去4回の利下げ局面とその後の株価を見ると
利下げ後グラフ

*eワラント証券より

表の4回の利下げ100日間の株価チャートです。
100日後には全勝ですが
利下げ10日後は2敗2引き分け

オプションに100日後は無関係ですね。

しかも昔は現在のように「先取りの織り込み」は少なかった。

いまもFOMCで9月利下げは100%織り込まれている。
もし0.25%なら材料出尽くし売りになるだろう。
0.5%も相当程度期待されている株価です。

パウエル会見次第では7月の初利下げと同じ轍を踏むだろう。

株価が上がるためには、これからも利下げが続きますよ!
のメッセージが必要だと思う。

9月SQはFOMC前ですから、それまでの織り込みが株価に反映される。

9月からのISN製造業の悪化と雇用統計の悪化でも
株は下落しないで上昇したのは
市場の0.5%利下げ催促と思えます。

上昇したがパウエル議長が金曜日の講演で米景気は好調と語り0.25%確率が高いと反落した。

笑えるのはパウエルもトランプに趣意返しか2回にわたって
「米経済は好調だがリスクは貿易問題」
と語った。

来週からの株価は、好悪材料出尽くしでどうなるか?
株価に勢いはあるが、4時間足で眺めると足踏み状態です。

それを反映してVIXは15まで反落して「通常レベル」に落ちた。

日経225先物は21220円ですからSQも21000円~21500円
予想が多くなる。

連騰から月や火曜に反落してもSQまでにまた切り返すこともあるだろう。

日経225先物は消費税のためか21230円以上でダウ上昇の動きに
全くついていかなかった。

日銀の金融緩和は確実ですが9月SQに無関係です。

米株は上昇しても米中合意期待では高値までは取れないだろう。
しかもパウエル氏は好調と云っている経済も、今後の悪化予想の数字が並んでいる。

株価上昇したら、気は早く10月のコールショートでいいだろう。
コール22000円でも50円以上する。

5%会の短期コースのスプレッドはコールショートを予定している。
SQ週の特徴はセータの減少がキツイので

レシオが外れなければ1日でも利益が大きい。

コールレシオ1:3で組んで日経225先物が100円下落すれば

プットも同様ですが、ボラが高いと更にいいのだがちょっと低めです。

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