2018~2019年度で
減税・利下げ国家と増税国家の違いが相場に大きな影響だ。
金曜日の米国GDPで個人消費は4%以上とインパクトを与えた。
日本の実質個人消費は
2011年を100として107です。
10年間で7%
給与は4059000円から4322000円と+0.67%
概ね所得と消費があっている(当然です)
今度消費税2%上がりますが前回の消費税アップと同様に
個人消費は2%落ちることは、容易に予想できる。
これを背景に米国と日本の株価に大きな差がでてきた。
最近になって開いた理由は消費税アップは無理と考えていた投資家が
「もう避けられない」と判断したからでしょう。
株価のトレンドを週足で見ると上がダウで下が日経225先物です
青い移動平均線は13週で中期トレンドを見るときによく使用される。
シンプルに移動平均の傾向は。
ダウの移動平均線は上昇トレンド
日経225先物は下落トレンド
ダウ―日経225でも黒田バズーカのピークでは
日経225>ダウ
こんな時代もあったが現在は
ダウー日経225=5500になっている。
実際には米国の自社株買いが非常に多く割り引く必要があると思うが大きい。
今週は米株の岐路が決まるかもしれないFOMCとISM製造業指数と雇用統計が出る。
株価を左右するビックイベントが3つもある。
FOMCの利下げは好調経済指標から0.5%が否定されて
ほぼ0.25%確率が90%以上になっている。
利下げ理由の一つに中国との貿易摩擦があるがGDPでも貿易数字からは
正当化された。(悪化)
NY株式は0.5%利下げ見込み確率が後退して
0.25%確定でも史上最高値と材料以外でも上昇となった。
0.25%から0.5%確率が増しての上昇だったので意外感があった。
金利より米国経済好調と中国貿易摩擦交渉の期待が大きかったようだ。
今週のFOMCでの金利0.25%下げに株価インパクトは無く
パウエル氏の利下げ以降の考え方に注目があつまる。
大注目のイベント通過アク抜けが上昇に出るか下落に出るかは解らない。
過去のFOMC後の株価アノマリーは「上昇」が圧倒的に多い。
記憶に新しい10年は上昇しているのですから当然でしょうか。
相違は株価上昇時の利上げから利下げ!
当然株価は上昇するが「先取り」はすでに終了している。
今週月曜日は「なにもなく
火曜日はアップル決済
水曜日はFOMCパウエル会見
木曜日はISM製造業指数
金曜日は雇用統計
明日以外は変動予想が多くなりオプションボラが上がる土壌になる。
イベントでダウが上昇すればダメ押しで上昇後下落があるだろう
日経225先物はダウに追従するがドル円が絡んで未知数になる。
0.5%利下げがナイトドル円が下落しないと思われているからだ。
オプション対策としては上か下を当てるゲームにしないなら
ショートはコールにしろプットにしろ明日の引けには決済したほうが
リスクヘッジになるだろう。
イベント通過で株価位置からは上昇は少なく、もし下落なら大きい、
これは当然でしょう。
5%会ではロング戦略を中心に今週は頑張りたいと思っている。
SQまで残り2週でロングは不利なタイミングですので
いかにセータ負けしないかがポイントになるかもしれない。
つまり短期です。
オプションの短期戦略では、結果の逆張りが有効になると思う。
1つ1つのイベント後の株価の動きに対して逆張りです。