8月10日金曜日
金融市場はトルコリアの暴落から世界中の市場が大きく揺れた。
そこで、各種日足チャートとMACDから市場を探り来週の相場に備えるべきでしょう。
ピンチはチャンスです。
日経225先物の日足チャート(CDF)
明らかに下落トレンドになった。MACDもクロスしてマイナスになりそうです。
ナスダック日足
ハイテクが多いナスダックは下窓ながら大きくは下落していない。しかし明日以降も下落
するとWトップの可能性がでてくる。
ダウの日足(CDF)
陰線が3連続になりました。金曜日の引け際に戻りを出したために下髭になっている。
MACDは過熱位置からデッドクロスした、
ドル円の日足
下落トレンドですがニュースに左右されるだろう。一気に上昇も一気に下落もある。
米国10年債金利の日足
金曜日に一気に下窓から下落した。チャートからは大きく下落を予感させる。
金融危機のリスクからの債券買いだろう。なんといっても先進国では最高金利です。
トルコ危機からの下落を見た
ユーロ/ドルの日足
節(抵抗ライン)となっていた1.15を大きく切っても下落です。MACDも下落トレンドを示唆している。
今回の主役とも云える通貨。 見た通り危険なチャート。
以上の主だった市場を見ると投資家は下落リスクに備えて処分売りやカラ売りに走った様子が見える。
チャートは「ここから下落本番」になっているが、原因がハッキリしているのでトルコ救済が決まれば
市場は一気に戻すことが想定されている。ニュースを見る限りはIMFかEU中銀かといったところ。
トルコの破たんはスペイン、イタリアなどの銀行に大きな損失を与える。日本でも1兆円程度。
先物なら売りか買しかないが、オプションなら暴落、大反騰にも対応できる。
大きな下落もあり得るのでプットポジに工夫が必要だろう。金曜日の引け際にダウが戻したことで
プットボラは危機とは程遠い。
8月11日にイランがミサイル発射がニュースになっていたので原油相場に異変が起きるかもしれない。
トランプ氏は強い経済と軍事力で世界を敵に回しているようだ。
正確な情報は報道では得られない。結果だけしか信用できないがインサイダー情報で動く市場の動向が
メディアより正確だろう。
5%会では金曜日ナイトから暴落に備えたポジションだったがボラの低下で大きな果実になっていない。
しかし、本番は「ひと悶着上昇」からの暴落があるかないかだと思います。
具体的には月曜日にトルコ中銀の利上げがあればトルコリラは上昇してホットしたとこ以降です。
金融危機の初期はドルの上昇、金の下落、そして金融セクターの大幅下落が起きます。
- 中南米銀行株指数:マイナス4.39%
- ヨーロッパ銀行株指数:マイナス3.68%
- アジア銀行株指数:マイナス2.36%
- ゴールドマンサックス:マイナス1.78%
通過や債券そして金融株の下落からも大暴落の可能性は捨てられません。
5%会の会員募集中です。
SQ明けで入会にはタイミングは良い。もしかしたら金融危機!
暴落をとるチャンスかも知れません。反騰でも「損失を抑える」ポジを構築します。
各チャートは下落すると「大きな下落になる形状です」
最後に日経225オプションのボラの日足チャート
まだまだ日経225オプションはパニックのボラでない。