8月30日の早朝にCFDで23120円まで上昇して、その日の朝は
高寄り後から下落になった日経225先物。その日も後からトランプ氏の中国関税発言で
下落して22700円割れを見たが金曜日ナイトの引けは22800円台。
9月1週は、日経225先物が23000円に行けるかどうかでオプション戦略を考える必要があります。
日経225先物の23000円以上に上昇するか否かはダウ任せと云っても過言ではない。
つまりダウがナスやS&P500の後追いで新値を付けに行くかどうかに掛かっている。
オプション戦略としてショート戦略なら23000円アタックとみて
抜けても抜けなくても22500円は割らないとみてのプットショート。当然ながらテールリスクがあるので暴落でも損失限定にするヘッジは欠かせないだろう。
SQまで2週間ですからクレジットや500円離れたレシオもいいだろう。
おススメは500円離れたレシオを組み1枚だけショートにロスカットを付ける。
ロスカットにかかればデルタがマイナスになる仕掛けです。
23000円抜ける確率は高いが抜けないかもしれないの気持ちなら
コールカレンダーになるだろう。上昇で利益、下落で損金、ヨコヨコで利益
になるのが純正カレンダー。
純正とは同行使価格で組むカレンダーです。
変形としては9月限ショートより行使価格の高い期先(10月限)をショートより多くロングするカレンダーバック。このスプレッドは急騰で利益効果が出る。組む位置にもよりますが、下落しても「あまり負けない」スプレッドも可能です。
いずれにしても「いつ23000円越えるか解らないのでセータをプラスにすることは粘るために大事です。
例えばおススメする変形カレンダーとしては、強気タイプで
9月コール23000円ショート1枚
10月コール23500円ロング2枚
日経225先物が横ばいで利益、下落でトントン、上昇でトントンだが
23000円越える上昇だと利益に変化する。セータは受け取りですから
急騰するまで待てばいい。
SQ時間から考えて確率的にはプットショートに分があるだろう。
23,000円以上に上昇するとしても先日のようにトランプ発言で下落することが多いのでバックのようなコールロングはお勧めできない。
コールなら1:2のレシオで500円離すと上昇利益、下落でロングの損失の痛みが30%ヘッジできる。。