Gサックス、シティ、モルガン・スタンレーなど
各社独自の長期の株価予想データから「暴落か大きな調整」が近いと
レポートを出して投資家を守ろとしている。
昨年の夏も似た風景を見たが、アマゾンを1000ドルで降りた投資家は
2000ドルオーバーで臍をかんだ結果となっている。
先週に見たデータで米国GDPと株の証拠金比率というのがあった。
証拠金がGDPの2.8%以上になると暴落する過去のデータが複数回あるが、
現在は3%を越えている。この過去の「当たっていた」データからなら
近い将来に暴落ないし大きな調整にはいることになる。
暴落はやはり上がり過ぎたFAANG株からだろうとは思う。
指数ならナスダックです。
下はナスダックの日足です。
分析にボリバン✛―2と21日移動平均線(青)と米国人が、もっともトレンド判断に利用する50日移動平均線(赤)が記入してあります。
眺めると4日連続陰線。木曜日に窓を埋めで金曜日は上髭で21日移動平均を切り、ちょっとピンチの
チャートになっています。
本格的下落サインになるには、移動平均がデッドクロスして21日線が下向になることです。
9月10日11日の話としては50日移動平均を切るかどうかでしょう。1%の下落で切れそうです。
騰がるから買うの循環での上昇でしたので、ちょっとしたトリガーで下がります。
「利益が出ているうちに売っておこう!」の人々が重なったときです。
チャートに見られるように「ヤバい!」の下落でも、短期で切り返しているので後悔はしたくない。
こんな気持ちも強いでしょう。(出ているチヤートでも3回切り返しがある)
オプションでは、価格に対してコールより証拠金が安いプットをショートすることが
ショート戦略では大事になる。
しかし、いまはトランプ氏が吼えまくり世界を敵に回しても「アメリカンファースト」を
公約通りに貫きそうです。
先週は中国貿易問題より新興国通貨の下落が金融不安を招きダウ以外が大きく下落した。
9月利上げ確率が99.8%になり確定ですから、その影響の心配です。
リスクある高金利の新興国から安全で3%弱の米国に資金が流れている。
ですから9月10日の週からは
中国関税問題(2000億ドルにプラスして2600億ドルの追加)
利上げ確実なかで新興国の通貨の行方がリスクになります。
米国の好経済指標は、12月の利上げ確率を高めるだけで株価上昇にならないと覆う。
日経225先物は23000円越が騙しになり、今度は22000円割れのリスクが出てきた。
トランプ氏が日本をターゲットにして吼え始めているからだ。
「交渉決裂だと日本は大変なことになる!」
交渉は米国の要求を「飲む飲まないか」のことですから、日経225先物が騰がる材料にはならない
もちろん、下落してきたので「無事通過」なら急騰するが、あり得ないだろう。
コールショートのリスクが少ないが、
10月限のショートを仕掛けるべきだろう。
もう9月は23000円が7円しかないのですから。
ショートに値するコールは1日でインの可能性がある22750円しかない。
27円、10月コールなら23625円程度です。
5%会のショート戦略は今週からコールショートは10月限に移行の予定です。
この場合はセータより日経225先物下落を狙うことになります。