FOMCの利下げ幅を巡ってFRBメンバーの発言がまちまちで
相場が揺れ動いたが、最後は(金曜日引け段階で)
0.25%利下げ予想が市場の織り込みになった。
FF金利は0.31%ですから0.25%に近い。
利下げなしの意見もまだある。
下はダウの週足で青線は5週移動平均線で赤線は13週移動平均線
下段の折れ線はRSI
先週の陰線は下落トレンドの始まりか押し目ですが
高値は0.5%利下げを織り込んでの高値取りでしたから
0.25%の可能性が高い今は「もう少し下落する」確率が高い。
見て解る通り日本時間の3時から下げ足を速めた。
5時過ぎの時間外でも一段と下落して「05%修正」と思われる下落。
日経225先物もナイトは21310円の引けだが引け後のCMEは下落して
21255円と月曜日の下落を感じさせた。
日本では参議院選挙の結果が出るので上昇するかしれないが
結果の解っていた選挙なので1段落すれば地相場になるだろう。
9時で高いようなら売りでは有利に働く。
オプション戦略は引き続き下落ボラアップ期待だ。
金曜日に日中に年金買いで大幅に上がったが高値から
200円も下落したことになっている。
戻り終了と押し目買いと比較すれば戻り終了がいいと思う。
少なくも米国ダウは05%利下げ期待の上昇でしたから
相当の悪材料が出ないと0.25%確率が高まり高値は取れないだろう。
5%会で成績が良かったのは先物ショートにプットレシオの組み合わせでした。
プットバックも木曜日はボラアップ下落で期待されたが金曜日の上昇で
ボラが剥げてガックシ、
金曜日のナイト引けのプットは<デルタ以上」に値上がりしていたので 下落予想になっていたのだろう。そして65円ですが日経225先物は下落。 相変わらず日経225プットオプションボラが先見性を発揮した。 トランプ大統領になってから情報に振り回されることが多い。 当然ながら我々が知る時には株価に織り込まれた「古い」情報になる。 最新のニュースより株価の方が先行している。 メディア情報よりチャート重視の方が売買には向いている証拠になる。 今後5%会は少し方針を変えてチャート重視にして行きます。