日経225オプションのコールショート戦略

コールのショート戦略の種類
① ネイキッドショート(裸売り)
② コールレシオ
③ コールショートバタフライ
④ コールクレジット
⑤ デルタマイナスのカレンダー
⑥ プットショートのヘッジショート
⑦ カバードコール(通称カバコ)
があります。

①ネイキッドショートはロングのヘッジが無くショートするので
損失限定でなく無限損失になります。リスクはありますがATMから離れていれば
勝率は高い。また同じようにATMから離れていればロスカットで損失を制限できる

②コールレシオは最も一般的な手法ですが、証拠金が高いのがネックです。
AQ直後と中期、後期でロングとショートの枚数が調整されなければならない。
基本的にショートの合計金額とロングの合計金額でショート>ロングにして
プレミアを「受け取り」にする。

例外として500円以上の差をもってレシオを組む場合にSQ初期ならプレミアの支払いで
も利益は出る。これはSQに近づくと250円差でもショートがロングの半値以下になるからです。
当然ながらSQだと負けますから、途中で決済の必要があります。(ロングに価格が残っているうちにです)

③コールショートバタフライ 日本では通常250円差の1(L):3(S ):1(L)を云うが
SQ直後なら1:3;2 や500円差のバタフライも考えられる。
米国の債券ではショートバタフライはS枚:L2枚:S1枚でショートバタフライを作る
勿論距離で強弱を付けられる(日経なら500円差です)

④コールクレジット ATMに近いコールをショートして遠くをロングする。証拠金の
大幅な節約ができる。SとLの差はそのまま限定リスクになる。
一般的にATMに近いクレジットは250円差、遠くなると500円差もある。

⑤デルタマイナスのカレンダー SQ後の日数で変わるが直後は500円差で期近を
ショートして期先を500円外で組む。ヘッジを薄くしたいときは750円差も。

⑥プットショートのヘッジ プットでショートを組んでいて下落して「インしそうだ」
つまり、やばい情況だがリスク限定の時はコールでヘッジして上昇ならプットショートが
大いに助けられ下落なら、そのままヘッジになる。
コールが裸ですが、実戦では役に立つ。裸で恐そうですが、プットショートが助けてくれる。
上昇の時はロスカットで対応するのが常識

⑦カバコ 先物ロングとデルタを合わせるか、ややデルタをマイナスにした方が勝率は高い
SQ後3週目あたりのボラが高いときに組むとセータとタイムディッケイ(セータ)で稼げる
ぜひマスターしたい戦略ですが劇落に弱い。 先物のデルタは同じだが、下落でコールのデルタがガンマ分下がるので、すぐにデルタが+になりやすい。、
先物はガンマを持たない故の弱点と云えるだろう。

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