レンジ相場はショートでトレンドならロングがオプションの基本だが今は?

日経225先物、ダウ、ドル円が揉み合った先週(6月19日~24日)

材料も無く↑は売られ下は買われる。日経225先物では特に薄商い。

一般論ではあるが
レンジ相場はオプションのショートの逆張り
トレンド相場はロングの順張り

正しい。

いまの中期トレンドがどうなのか?
週足を見てみよう。

日経225先物の週足
日経225先物週足

ダウの週足
ダウ週足

ドル円の週足
ドル円週足

日経225先物とダウは上昇トレンド継続中でドル円は下落トレンドです。

今後高値を取るなら上昇トレンド継続で押すと「押し目」か下落トレンド転換
になる位置です。

ドル円は米国10年債に連動するので「買われている米国債券」ですから
下落トレンドの2週戻しが入ったところ。

日経225先物は日銀政策に大きな変化がない限り
ドル円とダウに追従するだけ。

ダウとドル円(米国金利と云ってもいい)が反対に動くので
強弱が解り難くなっている。

これも一般論だが米国景気がいいとダウ高く、債券利回り上昇
悪化なら安全資産の債券利回りが低下しダウは下落。

それが現実的にはダウは史上最高値更新
利回りは最低水準の2.155%になっている。

説明としては2%の金利に引かれて0%の日欧の資金が米国債に向かっているから。

リスクを嫌う資金は「値下かり」しかない日本債券を買うより
2%の金利なら「充分」と考えるのだろう。

債券下落リスク、為替リスクを越えても2%金利の選択なのだ。
ジャブジャブの過剰流動性ですが国内に投資先がない現状。
若しくは、見いだせない、リスクを取りたくないからです。

異次元の緩和が生んだ相場の反対現象などだろうか?

別の考え方としてトランプ政権に対する経済評価が
債券投資家はネガティブで、株式投資かはポジティブ。

減税でも「織り込み済み」だが、株式投資かは年内
債券投資家は年内は無理だろうと考えてる。

この決着が付くときに相場の大変化がおきると思います。

大きな資金は債券投資で、米国経済の景気の山は越えた説。

株式ではAI革命の先取りが考えられる。
高株価は後から正当化される。
小売点のレジから人がいなくなる、自動運転、
チェスも囲碁もコンピュータに勝てない時代が来ている。

グーグルやアップルが「なんの業種の企業」か解らない時代が近い

アマゾンの売上高は加速的に伸び続けて月まで届きそうだ。

だからダウまだまだ上昇」との考え方。

もっとも、これってネットバブルを思い出します。
当時と今の違いは収益にあります。ネットバブル時代は
赤字でも株価急騰した。

今は高いPERではあるが利益とその成長力が数字になっている。

株式相場では「山高ければ、谷深し

ダウが更に大相場になると仮定しても、大きな調整があると思います。

相場は皆が幸せにならず、売り終わってから上昇するものです。

「あの時、売らなければ、今頃は・・」

「あの時、売っておけば、こんな目に会わずに済んだ」

どちらも、起こる話です。

オプション戦略としてどうしたらいいのか・
私の考えでは、ダウが急騰で居所を変えるには
大きな調整が必要。また、高くなりすぎた株式の
下落もあるだろう。

合計すると下落確率が高いこと、それに下落幅は大きく
押さない相場の上昇幅は少ない予想がある。

それと、想定していない突然突発の事件事故は相場にマイナスに働く。
何もなさそうでも、年に一回くらいは起きる。

解っていることでも北朝鮮は必ず核実験をする。
確実に日経225先物は米国の態度が決まるまで
暴落する。

戦争でさらに暴落、話し合い解決と濁すなら急反転の構図。

5%会での戦略は
上昇にはデルタプラスのカバコで
下落にはベガプラスのバックでデルタのマイナスを大きくしない
そして暴落にときの特徴であるボラの急騰で利益が出るようにしたい。

オプションなら大騒ぎのダウ2000ドル下落は長期投資ならまだ
押し目です。
結果としてバーナンキショックもチャイナショックも押し目。
このレベルは夏の間で起きるのではないかと想定している。

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