3月22日のNY市場から日経225先物にと大きく下落した
特にナスダックは高かったためでしょうが、2.5%の劇落になった。
月曜日のオプション戦略として「どうすればいいのか?」
もちろん、下落反発が解っていれば簡単ですが、NY市場は驚くほどの
反発が多々ある。
下落の中での反発と思っていても✛300ドル✛400ドルも変化する。
押し目買いが勝つ構図が今年は続いていますが、「今回も?」
いつかは押し目買いが負けて投げなければならない日が来るのは確実。
今回は下落の確率が高い。
理由は押し目買いかかショートカバーで日本時間の深夜に100ドルの反発を見せたが4時から再度売られて安値を切ったことです。
引けにかけて買いでなく売りが出たときは下落パターンではある。
また下落の原因は材料出尽くしから市場の目が「景気」に移っていったためもあります。
下はダウの4時間足チャートです
最後の4時間で大きな上髭になっていますが、月曜日は「安い確率が高い」チャートです。
下のストキャスも「下落しようぜ!」とサインを出している。
ナスダックも同様で下落サインになっている(短期では)中期の移動平均線は上昇ですから
確実とは言えないが下落しないと移動平均も折れてこない。
米中通商協議は週末位まではコメントが無いのではないか?
トランプ氏の「順調ツイート」も効果がなくなっている。
下落トレンド入りのパターンと、やっぱり押し目のパターンがあるので対処は下落メインで上昇してもヘッジで損失が少なくなるポジションがいいだろう。
もっともイージーなのがロングストラングルです。
本来は勝率が悪いのですが記録的なコールボラの低下でボラ負けは少ないだろう。
コールは下落有利、プットも下落有利のポジでは勝ったとき大きいが反発の時にその偏った分だけリスクになる。
下落確率が高いときにコールをショートしたいがボラの低さは証拠金から見ても考え物です。
コールで上昇利益を狙うならカレンダー
コールで下落利益を狙うならリバースのカレンダー
低ボラですから売りと買いを同時に入れないとボラの影響を受けすぎます。
プットで下落を狙うなら本命はバックスプレッドです。
やや地味に狙うならデビットでしょう。
今一つはインしそうもない行使価格のカレンダーもデルタが勝ち、セータで負けない。
下落に関してはボラが盛ると読んでのバック系と
盛らないと読んでの、ロングとショートの行使価格が大きく離れたレシオになるだろう。
プットで反発を狙うならデビットからレシオになる指値売買。
例えば20500Lに20000Sのデビットから19000以下のプットショートの
指値を並べて入れていく(20円30円くらい差を付けて)
デビットの利益分がショートならOKだろう。下落に自信があるなら
20500Lと19750Sのデビットから下落したら入る19000Sの指値がいいだろう。
もちろんバックから更に下にショート入れてもOKで当たれば利益が大きいだろう。
20000円は割らないだろうのプットなら20000円のカレンダーがいい。
いい時期に良い価格だとショート利益コール利益もある。
SQで20000円に限りなく近ければ、そんなことが起きます。
5%会でも下落対応の作戦を考えて月曜日に配信します。
大きく狙うバックやカレンダーやカレンダーバック。
手堅く行くならコールのリバースのカレンダーを行使価格を変えることによって上昇利益、下落利益、ヨコヨコ負けが作れます。
今回は下落トレンド入りか反発か「ハッキリしている」と思うので
コールはリバースカレンダーがいいと思っています。
短期のスプレッドのヒントが欲しいなら5%会の長期✛短期コース
に参加してみてください。色々な手法が参考になります。
そのまま実行されても行使価格をづらしたり応用することも可能です。
ギリシャ文字がまだ不得手の初心者は短期コースの中にある中期コースやギャンブル便もいいと思います。