米国の銀行危機には続編がある可能性が高い。

そもそも、銀行破綻の直接的な原因は

銀行の信用不安からの預金流失。

満期まで持てば損失が出ない債権を現金不足から

損失確定にして売らなければならなかったのが原因。

ほぼ0金利時代に買った債券ですから満期近くまで

買値で売れる可能性はほぼ0%だ。

 

拡大を防ぐために政府・FRBが必死の

 

「大丈夫、銀行は強い」アピール

資金提供で危機の銀行に資金投入だ。

目の前の危機銀行、

ファーストリパブリックの破綻は連鎖を想像させるために

必死の資金注入だ。

 

その努力の甲斐もなく中小銀行からの資金流失は止まらない。

大手銀行に政府系MMFに「毎日」怒涛の流れで資金が移動している。

FRBもインフレ対策から利下げは出来ない。

目先の銀行破綻は防がなければならない。

板挟みだが、残念ながら資金は臆病で、金利の高い方に流れる。

 

リスクあり銀行で1.5%金利

安全なMMFで4.81%金利

勝負はすべについている。

FRBにすべての銀行を助ける力はない。

国民が預金を下ろすのを止める以外に残された道はない。

 

金融危機は必ず起き、政府が助け株価はブルトラップになり

10%以上戻す。

そっから、再度危機が起きて奈落の底に株価が落ちていくのが

信用がなくなった銀行危機の末路だ。

無制限にドルを発行すればすべての銀行を助けられるが

その行為はインフレとともにドルの信認を無くし亡国の道だ。

 

帝国は、負債の多さから安易に通貨を増やし価値がなくなっていくとこから

崩壊が始まる。

遠からず、早くて5月~7月、遅くても年末までに

現状のFRB対応では暴落になる。

 

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