常識的数字を変えてみる。チャートの勉強第7回
日足でもっともポピュラーな移動平均線は25日と5日です。
下のチャートは日経225先物です。
これを20日と5日に変えるとクロス日が変わりますがその実際を見る。
今年の日経225先物で「いいサンプル」が出ています。
一般的に2本の移動平均線が短いと反応が早くる長所と騙しが増える欠点があります。
例では下落サインが早く出ましたが、欠点である騙しサインが2つ出ています。
これをもってどちらが優れているものではありません。
特に暴落な後ですからね。
同様に4時間足でチェック。5月初めからのチャートになります、
25本と5本の移動平均ですがクロスは3回、悩むレベルが2回あります
日足と同様に20本と5本にするとクロスは7回で騙しが出ます。
同様な数字変更を日経225先物4時間足MACDで示します
まず一般に使用されることの多いスロー26本ファスト9本
クロスは9回の出現
次は反応が早く出るように26本と5本に変更してみます。
クロスは12回に増えています。
今回興味深いのは今週の日経225先物
・移動平均で日足と4時足は「売り継続サイン」
・一般MACDは買いサイン直前
・26本5本のMACDは16時間前に買いサインが出ている。
MACDも移動平均同様に早い反応にはダマシが多くなる。
気になるなら1時間足にボリバンとRSIを入れて最終チェックすると下のチャートになり
MACDは線が接近してRSIは50前後で買いにはリスクがあるとなります。
月曜日の9:30に上昇なら1時間足が買いサインになることは予想できます。
これも「良し悪し」でなく他のテクニカル分析でも防ぐことができれば「反応は早い方が優れている」
もう一つ、トレンドがハッキリしているときと「揉み合い」では違い、使い分けるといいと思います。
短期ザラバコースにお先物コーナーではMACDにおいては反応が一般的な物を使用しています。