トランプ政権や市場では利下げのムードになっている。
FF先物では
7月利上げを88%の確率で織り込んでいる。
株式市場でもほば7月利下げを織り込んでいる株価だ。
直近のデータ・ニュースに利下げ期待に水を差すことがあった。
・メキシコ関税が無期限延期
・金曜日の米国小売が良かった(前月修正高も)
材料と相場を考えると
A、市場期待通り7月に利下げ9月にも利下げと読めるなら株式市場は上昇。
B,7月は無く㋈が1回目なら「失望売り」
C、「辛抱強く」が継続されると劇落(▼500ドル)
講演は別にすればFRBは公式には年内利下げなしが「今のスタンス」です、これが変わると期待されている。
株は期待で買われ、結果で売られ、失望で暴落する。
20日以降に株式が上昇るためには、FOMCで市場期待の80%以上は答える必要がある。
おそらく、FRB議長もトランプ氏や株価を気にするので、
金融政策としては100%答えられないから会見で株価下落を防ぐハト的なコメントになると思っている。
大手銀行では
・ゴールドマンのエコノミストが「利下げなし」
・モルガンスタンレーが「7月利下げ」
と別れている。
10年債は利下げ金利になっているが、金価格と同様にリセッション予想に買われている部分も多い。
市場は利下げを大きく織り込んでいるので「売りに賭けた方」がリターンを考慮すると得だ。
おそらく市場期待以上の株が急騰するサプライズはFOMCからは出ない。
「辛抱強く」は逆サプライズになります。
・上昇サプライズの確率は非常に低い
・市場期待通りなら上昇後に「結果売り」の可能性を秘めている。
・期待外れで急落から劇落(▼2%)になるかもしれない。
実際の株の動きと「リスクとリターン」なら売りに賭けた方が圧倒的に有利になる。
少し極端な例えだが、オプションなら
7月利下げ勝率88%で勝ってリターンが120%
7月利下げ「なし」勝率12%でリターンが200%~
勝率とオッズを考えると「利下げなしに少額を賭ける」が確率論からは正解と出てくる。
特に始末が悪いのが、織り込まれているので「結果売りリスク」だ。
ここからも上昇に賭けるのは分が悪いと思う。
5%会では「このチャンス」に売りを仕掛けたいと思っている。
コースでは
・チャンス待ち
・長期✛短期コール
にスプレッドをリスク選好で紹介します。
逆にショート戦略コースは不向きですので「FOMCが通過までジッと身を固めます」
通過で方向性が出たり落ち着くなで待機です。
チャートでは
SOXが下落前夜に見え、米3指標はFOMC結果待ちのチャートになっています。
結果は日本時間20日04:30か。(議長会見中に動く)
結果待ちが長いほどマグマが溜まります。
上昇を待っていた人は売り、下落を待っていた人は踏みます(買い戻し)
オーバーシュートしますので
急騰コール売り
急落プット売り
も想定できる。
もっともプットショートはプットロングの利確に使用するのがいい。
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お待ちしております。