2009年から始まったダウの大相場の上昇は利下げとFRBのQEから始まった。
そして時代がGAFAの株価上昇と有り余るキャッシュが自社株買いに拍車をかけた。
下はダウの月足で青線は36ヵ月移動平均です。
陰を射したのは2018年10月からの暴落。
しかし、12月のクリスマスから米国の巨額のPKOとFRBの利上げストップ宣言から大反騰相場が始まった。
途中からはトランプの中国関税劇場が陰陽の材料を提供して盛り上げた。
米中協議から摩擦解消期待で相場が上がり新高値まで上昇したが、収益の結果としての事ではなく
ジャブジャブの金融相場でPERは横に置いておく相場が続いています。
その間10年で株価上昇ありますが負債が膨らみに膨らみ21兆ドルなった。
結果として数多くのゾンビ企業の寿命が延びた。延びている!
破裂を防ぐために中央銀行はマイナス金利、FRBの利下げ。ついには月600億ドルの
実質QEにまで乗り出した。
景気がいいのになぜ?
製造業の沈没とや目立たないところで負債の重さが響いてきているからです。
最大になった車ローンのデフォルト
学生ローンのデフォルト、
クレジット残高の膨らみがある。
ドイツは不況入りになり中国も成長が止まり、世界経済曲がり角が来ているが米国は前FRB議長の利上げが効いていて利下げの糊代の存在が今日の利下げの余力で資金が回っている。
米国では1㌦のGDPアップに1.85㌦あまりの負債が増えている。
GDP=株価 正確ではないが比例することは確かです。
今度の毎月600億㌦がQEになりますので計算すると2020年6月までにGDPが1.7%増加することになり
株価も101.7%に上昇しても「異常ではない」ことになる。
というか、もう到達している!!
ダウが27000㌦でQE発表ですから27000×101.7%=27460㌦まではQE効果と言える。
米中貿易摩擦は米国経済に0.3%の影響ですから、現在の様な株価を動かす条件ではなく
トランプ劇場を利用したファンドの仕手材料と言えるだろう。
本来は合意で株価が1%上昇したとしてもPER相場なら十分な程度の材料。
現在の異常高株価はトランプ劇場が終われば終わる。
10年続いた相場の花火が最後に米中貿易戦争という仕掛け花火で幕を閉じるだろう。
トランプ氏は大統領選まで持たせたいのだが、可能かどうか未定。
米中が本当の合意なら相場は大暴落になる。買う材料が収益(PER)になるからです。
もちろんFRBの利下げ応援もない。
10月に利下げしたくなかったFRBは(パウエルは)市場催促の圧力に負けてしまった。
反省は12月利下げなしを暗示させる文言で残した。
この文言で12月利下げ確率は60%から7%に下落した。
米中摩擦の仕掛け花火が終われば壮大な▼20%以上と予想される暴落相場が待っているだろう。
日経225先物でも最低2000円以上ですから1桁のプットでも化けると予想している。
最長で大統領選挙後まで。
オプション戦略としていつ来るか未定の大暴落。でも12ヶ月以内に高確率できます。
日経225先物なら3000円クラスの暴落ですからプットロングは10円程度のプットオプション
でヘッジすればSQ2週間前まではOK。以降は次限月が無難だろう。
例)11月11日の時期なら
12月19000ロングに20500円ショートのバック程度。
または、@5~@10のバックを50枚~100枚ロングして忘れて、100円以上の
プットレシオで暴落を想定しない持ち合いか上昇で利益のオプションポジを持つ手法。
デルタはニュートラルから微プラスでも暴落ならボラが上がり利益になるはずだ。
最長で12ヶ月持てる額をかけ続ければ大きな利益を高確率でもたらすだろう。
昨年だって2回の暴落がきた。ことしでも5月と8月に「そこそこ」の下落で
プットバックの損失をカバーした。つまり1年としても暴落まで全敗はない!
チャートで見るように、負債額から見られるように仕掛け花火が上がろうとしている。
トランプ氏が腰折れ順次譲歩なら暴落は先延ばしになります。
まあ暴落の材料はいくらでもあるのだが、いまは製造業指数が50割れも無視
ダウPER20倍も無視の時ですから踏み上げ待ちだろう。
総踏みになれば、壮大なフィオナ-レを飾る花火となるし
踏みにならない小幅上昇からの下落は押し目になる。
裏目にでる可能性はインターネットやAIレベルの技術革新でアマゾンやアップルのような
世界を変えるような、お化け企業がでたときです。
5%会でも暴落が来たら花が咲くようなポジションを取り続ける予定です。
いつ来るか解らないので上昇しても小幅損失でボラアップだけ大きく利益のバックです。
短期+長期のコーナーがメインです。
夢を見たい方の参加をお待ちしています。