株式市場は、急落から急騰を繰り返し
米中協議の楽観から高値になってい。る
異常なる楽観相場とも
ゾンビ相場とも
FRBが作り上げた虚構相場とも云われているが、
暴落予想をよそに現実は上げてきている。
相場は上げたり下げたりしながら上昇トレンド下落トレンドになるが
チャートからは「次の下落トレンド」が見えてきた。
大きな下落になるか上昇過程の大きな調整になるかは解りませんが
10月最終週に調整が始まりそうだ。
まずはVIXを見る。下はVIXの週足で下にRSIが載せてある。
VIXからは下落のタイミングは解りませんが、12%から10%の最低を見せそうな位置です。
これ以上は落ちる可能性の少ない位置。RSIも数年で最低ラインに下落している。
10月25日には米国で4月オプションでVIX65のコールを10セントで5000枚買った猛者がでた。
65と云えばリーマンショックレベルが必要ですがVIXのコールオプションですから
50でもオプション価格は跳ね上がるだろう。
ざっと5000万円の投資(投機)
4月までに勝てるかどうかは解りませんが投資のタイミングはベストに近い。
次の下落示唆はダイバージェンスです、4回目の高値ででた。
下はS&P500の日足です、したがRSIグラフ。
高値をつけるたびにRSIの頭が下がって、その後に急落している。
いままで3回でリトルスリーインディアンという下落チャートを見せていたが
「まさか」のリトル(フォー)インディアンになりました。
RSIの赤矢印が3回のダイバージェンスでした。
ダイバージェンスは出来高が落ちて高値を取る現象で長続きしないのが特徴。
確実に下落すると限らないし時間軸で落ちても今回のように4回目がでたりする。
ダイバージェンス、VIXから、そろそろ4回の大幅調整が予想される。
大きな出来高で太陽線が立つ可能性がないとは言えないが、
FRB利下げが織り込まれ、米中部分合意が織り込まれた現在では
じり高はあっても爆騰の確率は低いと思っている。
逆に4回で終了ならチャートからは20%レベルの大幅な調整が待っている。
大きな調整を納得させる材料は山ほどある。
オプション戦略としては今週はプットバックを仕込むところ。
11月限なら日にちがないので21750円ショート1単位に21500円ロング3単位を
30日までに仕込む。
12月限なら18000円程度のプットでロングメインで組み立てる。
下落の場合は中途半端はなく3回のダイバージェンス並みでも
日経225先物で2000円幅あるので、仕掛けはリスクの少ない安いオプションで十分だと思います。
5%会では短期コースで数種類のプットの仕掛けをしょうかいしていきます。
12月限17000円ロング100枚仕掛けてミニ猛者になるか?
もし仮に米中11月調印が駄目になればプット外の価格は10倍になるだろう。