今回の米国利上げは景気からの利上げではなく
インフレからの利上げだ。
同じ利上げでも区別しないといけないだろう。
利上げをものともせずぐんぐん上昇するのは企業業績がいい
つまり、景気がいいときに限られる。
景気がいいときは多少金利が高くても
設備投資で「攻めの経営」のマインドになっているからです。
残念ながら日本は人口減少と財務省のデフレ政策(プライマリーバランス)
から設備投資に資金は向かわず、内部留保や借入金返済に向かっている。
輸出用や海外生産以外の攻めの経営はできない。
マルハニチロのように20年間売り上げが上がっていないのは
企業努力が足りないからなのか?
頑張っているように見える。
こんな状況下で岸田政権はこの縮小経済対策を維持強化するとしている。
海外投資家は、ここぞと売り浴びせているようだ。
オプション戦略としては、米国の利上げ実行までは
「戻り売り一貫」
コールオプションのショート戦略の勝率が圧倒すると考える。
30000円どころか29000円回復も困難。
30000円突破にはダウの37000㌦突破の手助けがいる。
利上げ、バランスシート縮小の米国にそれだけの力はない。
日経オプションでは2月SQに29000円以上はないとスプレッドを組める。